THOUGHT

 2023年4月にこども家庭庁の創設とともに、

「こどもまんなか」「こどもまんなか社会の実現」といった理念が打ち出され、こども基本法が制定されたことは、

この国のこども政策の転換点の到来と感じ、個人的にも大きな期待を持っていました。

 しかしその一方で、「こどもまんなか社会」を本当に実現するためには、

「社会全体で、こどもや子育てに関してもっと関心を向ける」必要があるとも感じていました。

 行政や保育・教育の現場では、「こども家庭庁」ができるずっと前から「こどもまんなか」に向けて

一生懸命頑張っている方々がたくさんいますが、その業界界隈の人たちでなければ、多くの方はそれすらも知らないでしょう。

そんなことを考えたときに、「こどもまんなか社会」実現の第一歩は

「こども・子育て関心人口を増やす」ということなのではないか?と思いました。

 そのためには今まで、「閉ざされた場所」「専門家たちの間」で語られてきた「こどもまんなか」に向けた

「価値ある対話」を、「開放的な場」、「目的の違う、多様な人たちが行き交う場」で行えたら。。。。。。

もしかしたら、そこで耳や目にしたことをきっかけに、こども・子育てに関心を寄せ、

「こどもまんなか」の大切さについて考えてくれる人が増えるのではないだろうか?という考えに至りました。

そんな想いからこの「こどもまんなかテラス」はスタートしています。

PURPOSE

「こども」「こどもまんなか」について、様々な切り口から考え、知見・体験共有の場を提供する。

また、そのプロセスを通じて、「こどもたちの未来」に目を向け、そのために、大人たちがなにを考え、どう行動するべきか?を探る。

「こどもまんなか」に向けて行動を起こす方々の活動の場と機会を広げ、社会との接点を増やすことで、「こどもまんなか社会」の実現に寄与する。